10/4八幡男山道場の稽古
子どもの部
黒帯1人,緑帯3人,黄帯1、初心6、大人2、助教1
入門者急増で施設備付の畳だけでは手狭になったため、フローリング部分にジョイントマットを展開。
二手に分け、助教と手分けして指南にあたる。
色帯と初心との組で相対稽古を行う。上位級者が教える経験は学びの効果が高いが、新しい技の修得に滞りが生じがちになるためフォローも必要。
3ターン目の手合わせでは、色帯と初心とを二手に分けて相対稽古を試みたが、今度は初心の方の稽古の進みが滞りがち…
色帯2人に対して初心者1人くらいの掛り稽古を試みてもよいかもしれない。
【稽古技】
<逆半身片手取入身投>
手鏡からの手解き→斜め前への足捌き→入身の(遠い肩へのアプローチ)の手順を説明
<逆半身片手取回転投(内転換/裏)>
振り上げ・当て身・足捌き→相手の腕の下を通り抜け転回足で振り向く→右(左)手の振り下ろしと右(左)足の引入替同時→相手頭を十分に下げさせてから、裏に投げる
大人の部
客員師範1人、初段1人、1級2人、3級1人、5級2人、初心1
【稽古技】
<逆半身片手取二教>
初心者の体の転換稽古の連続性から、体の転換からの二教とする。初心者には先ず技の手順、形を覚えてもらう。
上級者には、作用点の意識を手首に集中するのではなく、尺骨、肘、上腕、肩鎖関節(靱帯)、胸鎖関節(靱帯)、頸椎にアプローチしていくイメージを伝える。
二教の技の掛かりの構造は、橈骨軸での尺骨回転で生じる捻れのテンションで肘をロックさせ、その肘を下げ気味に肩鎖関節にアプローチしていく繋がりのイメージを伝える。
<10/5大阪合気会演武大会に向けた稽古>
- 正面打一教
- 逆半身片手取回転投
- 中段突小手返(裏)
- 横面打四方投
- 天地投
前半稽古で所定演武時間(2分半)の入場から退出までを2サイクル確認。
5級者の前回り受け身の最後に腰を畳に打つけ気味であった。回りきる前に足を伸ばすことが滑らかな接地の障りとなっているかもしれない。