10/8 京大合気道部での出稽古

【ご指導】大阪合気会指導部 師範 門川勉 先生

19:00ごろより参加につき、それ以後の稽古技

<1>逆半身片手取入身投

①転回足で崩してから、②取り手を解き、③入身投
①でいかに崩すかが肝要。(a)肩甲骨を下げつつ橈骨軸で外旋し手を下丹田前に構える。(b)転回足は、前脚の股関節を内旋、後脚の股関節を外旋することにより行う。(c)股関節・膝の関節・足首の関節をバランスよく弛めて背骨が僅かに垂直落下する心持ちを得る。(a)(b)(c)を同時に行うことで、その力の合成で筋収縮に頼らず比較的大きな発力が得られる。

<2>逆半身片手取二教からの小手返

①足捌きにより受けの外側面へ、②取らせた手は受けの腕の下を通り尺骨を転がすように上に出し手首をロック、③体幹操作により受けの肘をやや外下方のベクトルをかけ肘をロック、④体幹操作で取りの肩方向にベクトルを向け、⑤上記の(c)の要領で重心を落とす。①②③④⑤を一息に、気の流れのイメージは受けの腕にらせん状に絡みつく蛇の如き。
二教が決まった後、中指に気を通し腕を床に刺し抜くイメージで下げると受けの小手が解け、その小手を反対の手に持ち替えて投げに移る。小手返しは腕を左右に振るのではなく、手の軌跡は自身の正中線を外さず(つまり剣の振り)転回足により生じる運動エネルギーを用いる。

<3>逆半身片手取隅落し

①崩しは<1>に同じ、②転換足の回転によりさらに崩し続け、③受けの足が前に出たタイミングで止まるや否や、受けの肘を押し込む要領で後方に投げる。

新入生も、前期の日々の稽古や夏合宿などを経て、随分上達していました(上から目線でスミマセン…)。合気道を始めたばかりの人達がどんどん上達する様子を見るのは楽しいです。

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